さる令和5年、12年に一度、卯年の「大口真神式年祭」を執り行いました。
4~5月には大口真神社の御神体・神像の御開帳をともなう毎日祭をはじめ、
映画『オオカミの護符』の上映と鼎談、御師家の真神像の写真展に、作品展、
ニホンオオカミの最新研究を基にした動物画家・岡田宗徳氏の復元画の展示、
神奈川県愛甲郡清川村に御神体として残された複数のオオカミ頭骨”再発見”。
当社の範囲に限らず「ヤマイヌとされる剥製がニホンオオカミではないか」、
という発見から、中学生(当時) が学術論文を発表したというニュースもあり、
元来、ニホンオオカミがもつ魅力と関心の高まりを感じる一年となりました。
御岳山では、武蔵御嶽神社に伝わっている由来をはじめ、様々な伝説や書物、
各御師の家や、御師たちのあいだで語り継がれてきた風聞、逸話、不思議…。
ひと口にもふた口にも語りきれはしない、さまざまな「お話」が伝わります。
オオカミにまつわる諸々の、その一端を、御師四名に語っていただきました。
30分ノーカットの動画、ぜひご覧・お耳を傾けていただけますと幸いです。
ご縁あって地元青梅の映像作家・橋本有騎さん(IZM.pro)に撮影いただきました。
video by IZM.pro https://izm-pro.com/