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2.  御師・講とは何ですか? (参道の碑についても教えてください。)
    また「御嶽」の語源について教えてください。
A. 「御嶽」は尊く高く大きい山という意味で、もともと奈良県吉野の金峰山のことを指しましたが、
   次第に各地の霊山の総称となりました。今日でも各地に「御嶽」という地名があるのはそのためです。

   また「岳」は山が連なりそびえるさまを示す字であるのに対し、「嶽」はごつごつと尖った峰が並んで
   高くそびえているさまを示す意として使い分けがされています。 
御師について
伊勢では「おんし」と称することから、ご祈祷師の略とされています。
神職は神明奉仕が勤めで、かつては信仰を広める行為は出来ませんでした。

御師とは、古くは「熊野」や「伊勢」を訪れる人の案内・ご祈祷・さらには宿を提供し、信仰を広める活動をも行いました。関東でも周辺を取り巻く、筑波・赤城・榛名・戸隠・三峯・富士・大山などの霊山にある神社の御師が
その布教活動を行い、信仰を広めていきました。

最近でも数カ所の神社に御師は存在しますが、昔ながらの活動が続いているのは、「御嶽」だけとなっています。
講(御嶽講)について
講とは、さまざまな組織の団体のことをいい、御嶽講は神社を信仰する各地の集まりです。

昔は字(あざ)などを単位とし、その字名を冠して「○○御嶽講」などといい、その活動は、講を構成する家から集めたお金(古くは米や五穀)で、数人の代参人(講全員に代わり参拝する意)を選び、神社参拝を行いました。

信仰だけでなく、物見遊山や娯楽、またここには各地より人が訪れているため、情報交換の場ともなっていました。
干ばつや台風、害虫に強い稲などを持ち寄ることも行われ、情報の少ない時代の重要な組織として爆発的に広がりました。

現在でも春には代参人が神社参拝をし、また秋から冬にかけては御師が講に出向き、一軒一軒お札を配り、家によっては神棚祈祷も行っています。
参道の碑について
江戸中頃より広まった講組織ですが、その永続と参拝を記念して、公金を集め奉納された碑です。
現在では、碑を建立する場所が無くなってしまったため、境内地整備の一環として、階段の奉納を戴いております。
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