12.  お賽銭の意味を教えて下さい。
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A.   もともと「賽銭」とは、祈願成就のお礼参りのときに、「報賽」として神仏に奉った金銭のことをいいました。
   それが転じて、参拝の時に奉る幣帛(神様に奉献する物)の代わりとしての金銭を意味するようになりました。
   つまり、賽銭とは供え物の一種なのです。このように金銭を供えることが一般的になったのは、それほど古い
   ことではありません。
     金銭が流通する以前は、海や山の幸をお供えしていました。その中でも特に米を白紙に包んで「おひねり」
   としてお供えしました。米は天照大御神がお授けになった貴重なものとされ、人びとはその大御恵を受け、秋に
   収穫する米の実りに感謝して、刈り入れた米を神様にお供えしたことから、「おひねり」としてお供えし、豊かな
   生活を送ることが出来るように祈ったのです。

     よく金銭をお賽銭箱に投げ入れる様子を見かけますが、お供物を投げてお供えすることは、土地の神様に
   対するお供えや、祓いの意味があるとも言われています。しかし、自らの感謝や真心の気持ちでお供えすること
   なので、箱に投げ入れる際は丁重な様子を心掛けたいものです。   
13.  おみくじについて教えて下さい。(必ず結ばなければならないの?凶が出たら?)
A.   一般的に「おみくじ」は、個人の運勢や吉凶を占うために用います。内容も種類もいろいろで、神社によって
   さまざまです。
     
     そもそも占いとは、物事の始めにあたって、まず御神慮を仰ぎ、これを基に物事を遂行しようとするある種の
   信仰の表れともいえます。例えば、当社にも伝わる鹿占神事。他にも粥占神事、お祭りの神役を決めるときの
   くじ引きなど古くから続けられてきました。「おみくじ」もこうした占いの一種といえます。

     おみくじは吉凶の占いですが、吉凶がどうか判断を目的とするよりは、おみくじに書かれている内容により、
   今後の進み方を知ることも出来ることから、その時々の生活や仕事の指針としていくことが何よりも大切です。
   
     引いたおみくじを神社の境内に結んで帰る習わし(願い事がしっかり結ばれますようにと祈りを込める意味で
   結ぶ)もありますが、吉凶関係なく持ち帰っても問題有りません。おみくじを結ぶ場合は、境内にやたらと結び
   付けずに、「おみくじ結び所」が設けられているので、そこへおみくじを結びつけてさらなるご加護をお願いしましょう。
   また、結ばずにおみくじを充分良く読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみて、今後の生活の教訓として
   戒めに持ち歩くのも良いでしょう。

     凶が出た場合の時は、現在の状況が少し勢いが衰えている状況を示します。しかし、たとえ大吉が出たと
   しても、吉は凶に帰るといって油断は禁物ですし、また凶が出てもあとは良くなる一方ですから、落ち込むことは
   ありません。凶を引いたときは、神様にご守護をお願いし、自分の行動を見つめ直し注意して生活すると共に
   いつも以上に努力してみると良いでしょう。