奥多摩の御嶽山にある神官屋敷で物語られる、怪談めいた夜語り。
著者が少年の頃、伯母から聞かされたのは、怖いけれど惹きこまれる話ばかりだった。
切なさにほろりと涙が出る浅田版遠野物語ならぬ御嶽物語。(双葉社HPより)
当山神職家にルーツをもつ作家としても知られる浅田次郎先生。
上記、『神坐す山の物語』の発刊から10年。短編を編み直し、
未収録作品「神上りましし諸人の話」(あとがきにかえて)と、
書き下ろし作品「山揺らぐ」を加えた完全版が発刊されました。
この武州御岳山に伝わるさまざまな説話、風説、伝説、怪談…
著者の実体験にも彩られた、不思議で怖くて美しい「山の話」。
『完本 神坐す山の物語』 発売中です。
発売日:2024.06.19
定価:2,200円 (本体2,000円)
判型:四六判
ISBN:9784575247466
https://www.futabasha.co.jp/
book/97845752474660000000