ケーブルカー御嶽山駅からリフトを登った先、富士峰園地の頂上に坐します「産安社」。
年に一度のお祭りは珍しく日や曜日が定まっておらず、「桜の咲く頃」とされています。
これは、御祭神・木花開耶比咩命(このはなさくやひめのみこと)さまの象徴が桜である
ことにちなんでおり、御岳山における開花日にあわせ今年は4月16日に斎行されました。
御祭神の大御力をいただく縁結び・子授け・安産を祈り、感謝を伝える場ともなっており、
祭典の後は、祭員と参列者が山の民の持ち寄った飲食物で直会(なおらい)をすることが
慣例にもなっており、皆の憩いの場、懇談の場としてもおなじみとなっています。
本殿の屋根や拝殿の修復作業が続いている為、足場を組んだままでの斎行、また、
祭典ののちに遷座祭(別の所へ御神体にお遷りいただく為の祭)を執り行いました。
社殿の修復はまだ続きます。
ご縁あって地元青梅の映像作家・橋本有騎さん(IZM.pro)に撮影いただきました。
video by IZM.pro https://izm-pro.com/