令和4年6月30日に執行しました「夏越の大祓」及び茅の輪等奉製の映像です。
「大祓」は年に二度、6月と12月のそれぞれ末日に半年間で身に被った罪穢れ、
悪しきものを、人形(ひとがた)等を用いて祓い清め、無病息災を願う儀式です。
特に、”水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶといふなり”との歌も伝わります。
当山中の御師が狩衣(かりぎぬ)を着用して一堂に会する数少ない機会でもあり、
皆で大祓詞を3巻奏上のうえ、列をなして茅の輪を8の字に3度くぐり抜けます。
茅の輪は、事前に神職が集まり、当山に自生する茅(かや・ちがや)を刈り集め、
古くより当社に伝わる独特のかたち、ふたつの輪を垂直にあわせるよう立てます。
その他の山の自然もいただきつつ、儀式に使用する「祓具」も奉製していきます。
人形は舟に乗せ、当山・七代の滝より川から海へ、罪穢を彼方へと流し去ります。
ご縁あって地元青梅の映像作家・橋本有騎さん(IZM.pro)に撮影いただきました。
◎ 茅刈り~茅の輪等奉製の様子を含むダイジェスト版
◎ 大祓式の様子をすべてご覧頂けるフルバージョン
video by IZM.pro https://izm-pro.com/
Youtubeチャンネル「Life is 御岳山」